ギリシアの文化
オリーブ・オイルの多用がギリシャ料理の最大の特徴であり、年間の国民一人当たりのオリーブ油の消費量は約20クォート(1クォート=約946ml)で、世界一である。
オリーブ油の強い風味とのバランスを取るためにしばしば料理にトマトで酸味を加えることが多い。なお、トマトが伝来する以前は酢を用いていた。ギリシャ料理は野菜の使い方が多彩である点にも特徴を持つが、これはギリシャではギリシャ正教会の戒律により肉食を禁じられる期間が非常に長いからである(斎を参照)。ちなみに1950年代までは多くのギリシア人にとって週2回以上肉を食べることは稀であった。
タコやイカ、巻貝、魚卵の消費も多い。バルカン半島や中東同様、酒を飲みながらメゼという前菜をつまむ習慣もある。
トルコ料理との共通性
ギリシア料理は地中海料理の一種だが、イタリアや南フランスの地中海料理よりもトルコ料理やレバノン料理など東地中海地方の料理との共通点が多い。これは、アナトリア半島(現在のトルコ)が長い間ギリシャ人主体の東ローマ帝国の領土であったうえ、近代に入ってギリシアがオスマン帝国領となり、独立後も希土戦争終結後に締結されたローザンヌ条約に従いトルコとギリシアの間で大規模な住民交換が行われるまでの約100年間は多くのギリシア人がトルコ領内に居住していたためである。トルコ料理との共通性は、特にマケドニアとトラキア地方の料理で顕著である。
貿易
100億ドルの輸出に対し、輸入は300億ドルであり、慢性的な貿易赤字が続いている。しかしながら、輸送業、観光業、移民の送金などによって貿易赤字をほぼ充当できている。
主要輸出品目は、衣料、果実、石油製品である。これらにつぎ、アルミニウムの輸出が多いことが特徴である。主要輸出相手国は、ドイツ、イタリア、イギリス。主要輸入品目は、原油、機械類、電気機械である。主要輸入相手国はドイツ、イタリア、フランス。
日本との貿易関係は、日本に対してナフサ、葉タバコ、貴金属製品を輸出し、乗用車、タンカー、貨物船を輸入するというものである。このことから、ギリシャの石油化学工業や軽工業が機能しており、輸送業に必要な船舶を自前で調達していることが分かる。なお大理石の輸出も日本への輸出額の4.2%を占めている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
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